ブログタイトル変えました。「原宿四コマ研究所」→「たわみ」


by technicalterm
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日高屋の怪

今日、西川口の日高屋で昼食を摂ろうとしたところ、奇妙な光景を見かけたのでそれについて書きます。

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12時30分くらいの日高屋。カウンターにおっさんが来て、ビールと何かツマミを注文。そして店員のおばちゃんが瓶ビールを持ってくる。

いや、持ってきたのはビールとグラスだけではない。なにか粗末な作りの箱をおっさんのところに置いた。ボックステッシュ半分くらいの大きさの箱だ。
「おお〜大分たまってるじゃねえか〜!」
驚喜の声を上がるおっさん。覗き込むと、ビール瓶の蓋が箱一杯に入っていた。

そしておっさん、ビールを片手にチビチビやりながら「これは…柔けえんだよな」等と言いながら一つ一つビール瓶の蓋を指で二つに折るように潰している。さらに細かく観察するとビール瓶の蓋にも「柔らかいやつ」と「硬いやつ」があるらしく、そのおっさんは箱の中から柔らかいやつだけを選り分けて潰しているのだった。

おっさんの何かをいとおしむような恍惚とした表情。そして当たり前のようにビール瓶の蓋を用意するおばちゃん。日高屋って一体何だ?訳がわからない。気がつくと僕は、すったて胡麻つけ麺を食べ終えていた。1.5玉分もあるのに!目の前の不思議な光景に動揺して、一気に食べてしまったのだ。味わうの忘れた!おっさん、俺のつけ麺返せ!

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西川口すごい。奇妙な欲望と、それに協力的な日高屋のおばちゃん。外に出ると、西川口の駅前ロータリーには陽炎がぼんやりと上がっていた。暑い夏の、真昼の出来事の話だ。

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(ここから先は追記)
このブログを読んだから方から「この二人は夫婦なのでは」という意見を頂いた。ああ、確かにそうかもしれない。

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するとこの夫婦のやっていることはかなり計画的になる。この夫の奇妙な趣味を遂行させるために、妻を日高屋のパートに勤めさせたに違いないからだ。


家で消費するビール瓶のフタだけでは限界があるだろう。夫はもっともっとたくさん潰したい。やがて欲求不満になり妻にあたりだす訳だ。

酔っぱらいながら「もっとビール瓶のフタ持ってきやがれ!」「こんな時間にもう酒屋さんは閉まっていますよ」「バッキャロー!酒屋なんざ叩き起こしてでも持ってこい!これが潰さずにいられるか!」

こんな日々が続いて、妻は瓶のフタを24時間安定供給できるパート先を探すのであった。そして辿り着いた先が日高屋。そして全てが丸く収まった。

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多分これが真相だ。なんでも深く長く考えてみると色々と思いつくものである。
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by technicalterm | 2010-08-08 00:18 | 川口日記