Tシャツはいいな/大阪つらいよ
2009年 07月 17日
Tシャツっていいよね。
去年の夏は大阪にいた。
大阪ってものすごく暑い。
東京よりもずっと暑い。
街全体が狭くて、緑がなくて、郊外は工場ばっかりなのだ。
しかも高速道路がへんな走り方をしている。
そんなわけで大阪は暑い。
ただ暑いわけじゃなくて、空気の悪い暑さなのだ。
ぼくは新規飛び込み営業を真夏でもわりと真面目にやっていた。
(真面目にやるもんじゃないですね、コレ)
9時にブレーキの効かないママチャリで会社を出て営業にいそしんでいたら、11時くらいに頭がすごく痛くなってきた。
さすがにすぐわかった。こりゃ熱射病だ。
すべての客に門前払いをされたので、結果的に2時間ずっと外で自転車をこいでいたのだ。
しかもスーツだ。そりゃ、病気にもなるわな。
そして、こんな汗だくの(ハンパじゃない汗っかきだ)営業マンが出てきたら、とりあえず門前払いしとくわな。
当時のぼくは地球温暖化について、真剣に考えていた。
何故かというと、夏の暑さが切実だったから。
地球のためじゃなくて、自分自身の営業のために温暖化にストップをかけたかったのだ。
NPO法人とか色々調べていたけれど、別にどこにも所属することなく、結局大阪を去った。
今年の夏も暑いらしいけれど、今イチ実感がない。
ぼくがいるのが、埼玉県で、それでTシャツを着ているからだ。
外回りの飛び込み営業もしていない。
なんなら、もうちょっと暑くてもいいんじゃないいかと思っているくらいだ。
by technicalterm
| 2009-07-17 07:56
| 川口日記